コンプライアンスとは単純の訳すと法令遵守となります。しかし、単に法令を守る、法令に違反しないということではなく、もう少し拡大して企業倫理、お客様など利害関係者から信頼、信用を得るべき行動、行動指針をいるのではないでしょうか。
なぜコンプライアンスなのでしょうか？今や企業の不祥事は世評が許さない時代です。不祥事によって社会的信頼を失い倒産する企業は大企業はもとより中小企業でも頻繁に発生しています。また、大企業は取引先にコンプライアンスの確立を要請しますし、コンプライアンスが確立された企業を取引先として選択することにもなってきています。中小企業にとってもコンプライアンスは避けてとおることのできない経営課題なのです。
中小企業にとって大企業と同様のコンプライアンス体制をとることはむずかしい状況だと思います。まずは経営者がコンプライアンスの意識をもって、自社に関係する法令をあらいだし、してはいけないこと、しなければならないことをきちんと実行することから第一歩をふみだすことをお勧めします。経営者が背中を見せることが大切だと思います。
●当事務所は企業法務としてコンプライアンスの経験を積んでいます。何なりとお申し付けくだされば幸いです。
